AI時代の転職活動記録

2026-04-17 21:25:00 -07:00 · 5 min read
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今回、転職活動をするにあたって、AIをフル活用して活動をした。前職ではGithub Copilotが個人アカウントだが会社にコントロールされていたので、せっかくだからとClaude Proを契約して望んだ。

2年前くらいの転職活動でhiring managerと話ができないreferalは全部書類で弾かれた反省から、今回はLinkedInで自社の採用担当から連絡が来たものを受けることにした。並行して知り合いにreferalを頼んだ。今回はLayerXをreferalしてくれた友人と同じチームに入ることになり、採用ペースが全く合わなかったため他の選考は辞退した。

転職活動でやったこと

主にやったことは以下のようなことである。

  • Claudeを使って企業調査をした
  • LLMと内省し、何が得意、何がやりたい、何がやりたくない、何が苦手、などを徹底的に言語化した
  • 毎日Apple Notesにジャーナルをつけた
  • スケジュール管理のサポートをClaudeにしてもらった
  • 過去のプロジェクトで達成したことや苦労したことをエピソードバンクとしてNotionに書き出して、ClaudeにコピペしてSTAR methodのbehavioral interviewスクリプトを生成させた
  • resumeは元となるものを用意しておき、エピソードバンクも活用してJDを食わせて都度調整した
  • LeetCodeは年間契約していたが、Claudeもやらなくて良いと言ったのでやらなかった(実際には、LeetCode的tech interviewをしないと書いてあるところを中心に受けたのもある)
    • Big TechはLeetCodeの難易度が上がっているという話も聞くので、Data Structure & Algorithm苦手勢としては受けなかった
  • Technical interviewの宿題は、週末体調崩していたのでClaude Opusと対話してコードを書かせた
  • 同時期に転職活動をしていた仲間内で状況を共有し合っていた

とにかく、テキストを書いて増やしていくと、LLMに投げると更に深堀りできるし、言語化が加速していくのがしんどいがとても良かった。

以下には、特にAIを活用するためにしたことを書いていく。

Claudeを使った企業調査

これは、 shiumachiさんに教えてもらったやり方なのだが、会社のカルチャーを理解するために企業調査をClaudeにさせたのがとても良かった。

XXX という会社について調査してください。会社としてのビジョン、経営者や創業者の思想や価値観、会社の文化、ビジネスモデル、ビジネスとしての発展性など、転職先としてどれだけ魅力的かについて調査してください。レポートは日本語で書いてください。MLEあるいはAI Engineer、Backend Engineerとして転職活動をしようとしています。

特に経営者や創業者の思想や価値観は非常に重要で、ここを理解することで営業ドリブンの会社なのか、エンジニアリングに重きを置いているのか、投資家に寄っているのかなどがわかる。

LLMを使った内省

これもshiumachiさんに勧められたのでやってみたのだが、以下のことをLLMと問答をすることで整理していった。

  • やりたいこと
  • やりたくないこと
  • できること
  • できないこと
  • 好きなもの
  • 嫌いなもの

これは結構重要で、自分がMLEからAIへとフィールドを広げていくのにあたって、「古典的なMLを含んだHuman-in-the-loopの必要なprobablisticなコンポーネントを含むシステムの設計や実装」がやりたいという、MLEとしての自分を再定義することが出来た。

ジャーナル

これもshiumachiさんに勧められてはじめた。まあ、日報みたいなもので、そのときにやったこと、あるいは感情を残していった。これも残しておくと更に深堀りするポイントが見つかるので、都度LLMに食わせて問答をしていった。

エピソードバンク

もともとは、レジュメ更新のために過去のプロジェクトの棚卸しをしていったのだが、過去のレジュメには書いたけどもう落としてしまった話や、過去の行動面接対策で書き記したエピソードをNotionで1ページにまとめて、新しいエピソードも追加した。このエピソードバンクを作ったのはとても良く、STARメソッドに従った行動面接の想定問答をOpusに生成させて後はそれを覚えるなりチラ見しながら話せばいいのである。

同時期に転職活動をしている仲間との進捗共有

エンジニアコミュニティで同時期に転職活動をしている人がいたので、その人たちに活動を共有しつつお互いの状況を把握していた。これは良くて、そういうやり方があるのかー、とか今どきそういう面白い面接あるのねー、などと刺激になった。

ほとんどshiumachiさんの影響によってAI活用していた気もするが、実際だいぶ初速がついた。転職活動として退職の通知をした後も、様々なことが起こったのだがそれらを解決するためにもプライベートで契約をしたClaudeには大活躍をしてもらった。法律周りとか自分で調べるのめちゃくちゃしんどいし、転職前にLLM関連の予習をするのにも大活躍した。ある意味仕事よりもハードにこちらのリソース管理をされていた気がする。

Aki Ariga
Authors
Staff Software Engineer
AI Product Engineer. Interested in Machine Learning, MLOps, and Data driven business. If you like my blog post, I’m glad if you can buy me a tea 😉

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